プロ野球の試合を見ていると、引き分け以外の場合必ず試合後に「ヒーローインタビュー」があります。ファンにとって楽しみなコンテンツですね。ヒーローインタビューに呼ばれる選手はどのように決まるのでしょうか。
ヒーローインタビューを受ける選手はどう選ばれる?
多くの人は、その試合で目立つ活躍をした選手が選ばれると考えるでしょう。先制点をもたらす活躍をしたり、勝利投手になったり。実際その通りだと思います。
しかし、たとえば大量得点で多くの選手が同じように活躍したり、相手のミスによって勝利できた場合はどうなるでしょうか。
広報が選手に打診する
そもそも、ヒーローインタビューを受ける前に、チームの広報がどの選手にヒーローインタビューを受けてもらうかを事前に決めておき、選手に打診します。特にベテランの選手や何回もヒーローインタビューを受けている選手の場合は「今日は自分じゃなくて〇〇選手で」のように断るケースもあるようですが、基本的には広報が決めているようです。
では、広報の方がどのように決めるかというと、もちろんその試合での活躍度合いがベースにありつつも、推測ですが直近の状況や記録達成、その球場や場所にゆかりのある選手といった要素も加味しているのではないでしょうか。
たとえば、貢献度としてはA選手の方が大きいかもしれないが、Bという新人選手も活躍したので本拠地で挨拶代わりにインタビューを受けてほしい、といった狙いがあれば選手Bに打診するでしょう。
ヒーローインタビューはファンとの大事な瞬間
ヒーローインタビューでは、活躍したシーンの振り返りや心境を話す場で、ファンに楽しい瞬間です。また、プロ野球は「エンターテインメント」の一環とも言われており、選手の性格にもよりますがファンに楽しんでもらう場と捉えることも大切です。
ひたすらハイテンションで盛り上げるのも良し、このようにちょっとくすっとなるようなインタビューも面白いですね。
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