プロ野球選手は個人事業主|会社員との違い、雇用形態

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意外と知られていないことですが、プロ野球選手は各球団に所属しているものの「会社員」ではなく、あくまで「個人事業主」です。

プロ野球選手という特殊な職業

プロ野球選手は個人事業主なので、会社員のように働きさえすれば給料や雇用を保証されるわけではありません。契約期間においてはケガをして試合に出れなくても報酬はもらえますが、成績を残せなければ「戦力外」として契約は更新してもらえず、プロ野球の世界から強制退場となってしまいます。

また、いわゆる「残業」の概念がなく残業代も発生しません。試合で活躍するために早朝や深夜に練習・トレーニングをしていても、それ自体にお金が支払われるわけではなく、あくまで1軍の試合における活躍を期待しての年俸です。

日本社会でも年功序列が崩壊し始め、「成果主義」が叫ばれて久しいですが、プロ野球の世界は成果主義の頂点といって良いかもしれません。

プロ野球選手にとっての経費

個人事業主であるが故に、プロ野球生活を送るうえでの様々な用具等は「経費」扱いになります。

一定レベル以上の選手にはメーカーの用具提供がありますが、そうでない選手が自費で購入した場合や、個人でトレーナー等を雇う場合の人件費などです。また、オフシーズンの自主トレにかかる費用も経費扱いとなるでしょう。

プロ野球選手は確定申告が必要

個人事業主なので当然といえば当然ですが、毎年確定申告が必要になります。近年はデジタル化や付随するサービスが普及していますが、プロ野球選手をPRに起用しているケースもよく見られますね。

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