プロ野球各チームの本拠地は基本的に変わらず(たまに日本ハムのような移転も発生しますが)、毎年同じ場所で試合が開催されます。一方で、球場やスタジアムの名称が変更されるケースは割と耳にするでしょう。
顕著な例でいえば、楽天イーグルスの本拠地です。2023年についても、「楽天モバイルパーク宮城」への改称が発表されています。
東北楽天の本拠地球場 「楽天モバイルパーク宮城」 - 日本経済新聞
宮城県は28日、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である県営宮城球場の愛称を2023年から「楽天モバイルパーク宮城」にすると発表した。ネーミングライツ(命名権)の契約を楽天グループと更新し、現在の「楽天生命パーク宮城」から変更する。契約は3年間で、金額は現在と同じ年間2億100万円。同球場の22年シー
球場・スタジアムのネーミングライツ
球団のビジネスにとって、スポンサー収入は非常に重要な収益源です。特に、コロナの影響で現地観戦のハードルが上がっているためチケット収入を今後拡大することは難しいでしょう。必然的に、スポンサーからの広告料などが占める割合が増えてきています。
ネーミングライツもそのうちの一つです。球場やスタジアムの名前はスポーツニュース等で必ず表示されるため、会社やサービスの認知度を高めたい場合、有効な手段になります。
大体の場合、単年ではなくある程度長期スパンでの契約で、金額も高額になっています。先ほどの「楽天モバイルパーク宮城」は3年契約で金額は年間2億円程度となっています。
球場・スタジアムの名称はネーミングライツによって変わる
楽天の場合は楽天グループの色々なサービスが都度ネーミングライツを獲得しているため、コロコロ変わる印象ですが、他球団はもう少し長いスパンで契約を結ぶことが多いです。
とはいえ、永遠に契約が続くわけではなく、契約を更新する場合もあれば終了となる場合もあります。このタイミングでネーミングライツの所有者が変わり、結果として球場やスタジアムの名称が変わるわけですね。
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